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母の介護 その1

[2021.05.06]

先にも触れましたが…母が認知症で時間の許す限り介護に行っています。年末頃に、うつの薬を一度に3日分服薬していまい、一時は寝たきりになってしまいましたが、最近はようやくお散歩程度の外出が出来るようになりました。川を漂うクラゲに「くらげさーん、お出掛けですか?」と話しかけたり、「見て見て!早足!」と頑張って脚を動かしたり。でもお願い、横断歩道を渡りながらはやめてほしいと思いながらそしてヒヤヒヤしながらゆっくり並んで歩いています。「こうやってね、誰かとおしゃべりをしたかったの。」まるで子供のような笑顔で早口でしゃべりまくる母。入れ歯も合わなくなり、歯のない口で話す内容は半分もわかりませんが、うんうんと頷くと、鼻をかみながらでも止まりません。それこそゆっくりで良いのよ。歳はいくつ?と尋ねると「40…いくつだったかなぁ?」子育てしている頃が1番楽しかった、という母らしく時は止まっているようです。子供の名前も顔も一致して答えてくれますが、いつの間にか年上の娘になっちゃったね…とめげることもたくさんたくさんある介護です。介護する側の家族の健康もとても大事だと、身を持って経験しています。頑張り過ぎずに継続出来れば良いなぁ、と思っています。もし皆さんが、おうちで何か困り事が生じたらいつでも、お声をかけてくださいね。抱え込まないこと、これもまた、大事なことのひとつです。
なんて、優等生みたいなことを書いていますが、実は、思い通りにならないと声を荒立てる母に(こんちくしょーと)ムカムカしたりなんて、もうしょっちゅうあります。  よね?

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