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がん検診の要精密検査率とがん発見率

[2020.09.09]

人間ドックやがん検診でひっかかり相談にくる患者さんのなかに非常に心配されて食事も摂れなくなってしまっている患者さんがいます。たとえば、胃のバリウム検査で異常を指摘され精密検査を指示されます。それまでなんともなかったのにその検診結果を見た日から不安で胃の調子が悪くなり、食欲も低下してしまいます。診療所に相談に来るころには、まるでもうすでに癌の診断をされたかのように手術や抗癌剤治療など様々な場合を想定している患者さんもいらっしゃいます。でもちょっと待ってください。がん検診で要精密検査はがんの診断ではありません。がん検診で精密検査となった人のうちどのくらいの人ががんであるかご存じですか?たとえば平成29年度の厚生労働省の報告では胃がん検診受診者の7.08%が要精密検査となり、要精密検査の患者さんのなかの1.74%が胃がんでした。つまり、胃がん検診で要精密検査となっても50人に1人程度しか胃がんではない、逆に要精密検査の患者さんのなかの50人中49人は胃がんではなかったということです。ですから各種がん検診で要精密検査になったからといって余計な事を考えて過剰に心配しすぎる前に冷静にかかりつけ医に相談をしてください。そしてきちんと精密検査を受けましょう。

詳しくは各種がん検診の要精密検査率とがん発見率をご覧ください。

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