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「侍応援団」

[2021.05.17]

我が家の駐車場の目の前の道路で、水道管を取り替える工事が始まりました。
片側一車線を掘り尽くし、巨大な穴と化した道はそれはそれは異様な光景で、一歩間違えれば車もろとも転落してしまう想定以上の深さです。
その道に面して垂直に駐車している自分の車を日々出し入れするのですが、許容範囲のあまりの狭さに毎回苦戦し、緊張で疲れてしまうほど。毎日のように顔を合わせる現場のお兄さんたちも、あまりの際どさに工事の手を止めては「まだ行ける、まだ大丈夫」「がんばれ、がんばれ」と徐々に応援してくれる数が増えていき、ついには「今日はいつもよりちょっと広いよ」と車に乗る前からニコニコと何人もの人に教えてもらえるまでとなりました。
そんな中、ある日のことです。一度も近づいてくることなく、なぜかいつも訝しげに遠くから車を凝視していた現場のボスとおぼしき最もコワモテのおじさまが、運転席に座ったばかりの私の車の横に立ち、窓を下ろすようジェスチャーを。
「何度も皆さんの仕事を中断させて、迷惑かけて怒ってるかな、どうしよう… こわいよぉぉぉ」と心臓バクバクの脈拍MAXで恐る恐る窓を開けてみると…
「やっぱりそうだよ、ずっと見てたけど、右前のタイヤ、空気抜けてるよ。ガソリンスタンド行っておいで〜」と満面の笑みを浮かべて教えてくれたのです。
「おじちゃぁぁぁん…!」
コワい、なんて思ってごめんなさい。毎日毎日、暑くても寒くても私たちの生活を守るべく奮闘してくれる心優しき精鋭部隊でした。私はいつも、周りに助けられています。皆さん、ありがとう!!

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