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院長ブログ

体温、微熱について(2020.07.12更新)

コロナウイルス感染症が認知されるようになってご自分の体調管理に定期的に体温を測定される患者さんが増えました。しかしいざ測定してみると微熱があり心配されて受診される方がいます。

そこで今回は体温について解説したいと思います。

①体温は日内変動がある。

体温は早朝は低く、夕方に高くなると言われています。当たり前のようなことですが、きちんと科学論文でも報告されています。

一日の体温リズム

1日の中で約1°Cの変動があるとされています。時間帯ごとの平熱を覚えておくと良いかもしれません。

②加齢に伴い平熱は下がることが多いが、体温調節機能が低下している。

加齢に伴い、平熱が下がりますが、同時に体温調節機能も弱まり、周囲に気温や湿度に合わせて、体温が上下してしまうことが多くなります。つまり、湿度と気温の高い日などは体温が高くなります。そのような時は着衣の調整やエアコンの調整をしてみましょう。室温の調整をすると下がることが多いです。

③予測式電子体温計の誤差

昔は水銀式体温計で脇の下で15分測定しましたよね。最近では電子式で30秒~1分程度で測定できてしまいます。非常に便利ではありますが、その短い時間で上昇する体温を予測して表示しています。技術の進歩により非常に正確性は上がりましたが、バラツキが多いのも事実です。すぐに測定し直すと0.2~0.4°C程度ずれることが多くあります。その事実を理解し冷静に判断してください。

①~③をご理解いただき、その上で体温だけの変動でしたら問題ないことが多いと思います。

ただし、年をとると発熱しにくくなり、肺炎、腹膜炎や尿路感染症などが重症化してはじめて38°以上の発熱をきたすことが多いのも事実です。微熱の時点で大きな病気が隠れていることがあります。体温以外にけん怠感や食欲低下、もちろん気道症状、消化器症状を伴うときは遠慮なくご相談ください。もちろん1人で不安を抱えているときもぜひご相談ください。

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