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「ひとりでできるもん」

[2021.06.14]

ある日、車を運転していると、タコメーターの横にオレンジ色の警告ランプが点灯しました。
奇妙な形のマークだけが光っているので、コレ自体が何を意味するのかを知らなければ一向に対処できません。
そこで夫に電話。「タイヤの空気圧が変わったんだね。少し抜けているんじゃない?」
なるほど。以前ブログでも書きましたが、工事のおじちゃんにタイヤの空気が抜けていることを教えてもらい、すぐにガソリンスタンドで補充しましたが、あれからずいぶん時間も経っているからなぁと仕方なくまたガソリンスタンドへ。
店舗内のお兄さんに空気圧のチェックをお願いすると、こんな作業に2人がかりで来てくれたのはありがたいのですが、車へ向かった自分を含めた3人が目にしたのは、驚くほどぺちゃんこになったタイヤでした。
嘘でしょ… さっきまで全然そんなことになってなかったのに。
調べてもらうと、道路への接地面と側面のちょうど境目にネジが刺さっているとのこと。「パンパンにしたから、寄り道しないで急いで帰るんだよ!」と急かされ、慌てて帰宅。
はて、どうしよう。明日から大変な生活になるぞ。これは何とかしなければ。
車のことはよくわからないのですが、仕事でなかなか帰って来られない夫を待っていてもラチがあかないので、自分で何とかすることに。
取扱説明書によると、ウチの車はスペアタイヤが無く、パンクの補修キットで応急処置をしてタイヤ交換に向かうとのこと。よし、自分でやってみよう、と休日に早速とりかかりました。
まず、専門用語がわかりません。1つ1つをスマホで検索し、補修剤をタイヤに充填してすぐさま3kmほど走ってきなさい、ということね?ここまで理解するのに30分。車屋さんっていろんなことを知ってるんだなぁと尊敬しながら作業を進め、いざ発進。
ところが、走り出して数秒後には違和感を感じ、怖くなった私は1kmも走らず駐車場へ戻って降りてみると、そこには驚愕の光景が。
なんと、タイヤがホイールから内側に外れて、脱輪していたのです。
「ぎゃぁぁぁ… !」
泣きながら夫に電話。「頑張ったんだね、でも無理しない方がいいよ」と泣き笑いのような返事をして、ロードサービスの手配をしてくれました。早速駆けつけたお兄さんも「こうなる前に呼んで下さい」す、すみません…
でも、大事故にならなくて本当に良かったです。生まれて初めて膝がガクガクと震えたあの光景は今でもしっかり脳裏に焼きついています(もはやトラウマ)。
しかし車のトラブルが続くなぁ。新年のおみくじ、大吉だったのに。これからいいこと、あるのかな?その前に、自分で自分の取扱説明書を作った方が良さそうです、やれやれ。

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